「街をもっと楽しくしよう!」

   荒川、岩渕を守る水神様
 八雲神社
  住所  東京都北区岩渕町22-21
  電話番号 3901−2843
  御祭禮は毎年6月第一土曜(宵宮)日曜
  水神様のお神輿他、多数のお神輿がまちをねり歩く
   「岩渕町町名存続之碑」「勝海舟の幟旗」

岩渕、そこには「まち」が残っている。日本の祭、御神輿、宵宮

1.八雲神社あれこれ

2.宵宮〜岩渕という「まち」を実感させる夜の祭

3.伝統を守る〜神輿

4.八雲神社の足跡〜石碑の数々

 

八雲神社あれこれ

122号(北本通り)新荒川大橋を川口に渡る手前で右手の川沿いの通りに入る。岩渕橋のふもと辺りに「八雲神社」があります。

でも、正直言って、昼間に行っても何もないし、社務所も閉まっています。大好きなおみくじもないし、ちょっと淋しかったりします。かわいそうな神様・・・

でも、じっくりと観察してみると、実は面白いものも沢山あります。

まず、オオイチョウ、スダジイ、ムクノキなどの大木、竹林。

次に石碑。いろいろな石碑がありますが、「八雲神社」、「水神社」と多数の石碑がありますが、有名なところでは「岩渕町町名存続之碑」、「海舟勝安房守になる八雲神社大幟の修復について」などがあります。

でも、できるだけ朝のうちがおすすめです。やはり、朝の空気に包まれた社寺の美しさは特別です。それに、できるだけ、天気の良い日。特に曇天だと、なんとなくぼんやりしてしまって、その良さが失われてしまうのです。

曇天のときの写真

「海舟勝安房守になる八雲神社大幟の修復について」

この勝海舟の大幟のお話にはちょっと笑えます。東海道のどこかに「岩渕町」という宿場があって、勝海舟はてっきりそこの岩渕町だと思って書いてしまったようなのです。ちなみに勝海舟はそうと分かって怒ってたらしいけど、結構大したことない人よね。

幟は以前立てられていたようですが、ずっと外にあってぼろぼろになってしまったようです。今はどこにあるのか。でも、写真で見たら、ぼろ雑巾みたくなっていたからなー・・・残念よね。

 

 

「宵宮」は、岩渕という「まち」を実感させる。

とにかく美しかった。

通りのあちこちにある御神酒所

岩渕町の家々にともる祭の灯

小さなお祭が楽しい。

 

提灯の明かりを見るのは、

もうお祭のときくらいかも

しれない。

「幽玄」

日本の灯り、日本の空気、

日本というアジアに戻る。

神楽は静かに始まり、ちょっとお能みたい。

祭囃子が聞こえてきましたか。

 

 

伝統を守る〜御神輿

朝8時、すでに祭りの準備は始まっている。

お神輿は運び出され、紐を組む作業は何人もの人手を要する。

朝9時お囃子も・・・

小さい御神輿の組み立て

道路拡張で水神社が移された

 

前日、あそこは水神様だから雨だよと言われていたが、この日は見てのとおりのピーカン。明日、神輿の組み立てがあるから、取材に来なよと、川金さんから誘われ、早朝から出かける。何が辛いって、前夜F1モナコグランプリ予選を午前2時半まで見ていたせいで、朝が辛い。

境内に着くと、もう作業は始まっていた。さわやかな朝の空気はやっぱりいい。以前来たのは、桜の頃、荒川の桜まつりの帰りだった。あの日は曇天で何となく取り立てて記事にするようなものは見当たらなかったが、こうして晴れた朝の空気の中にあると、祭の賑やかさも手伝って、別の顔になる。きっと、これが本来あるべき姿なんだろうと思うと、少し現代の日本が申し訳なくなってくる。

小さな神輿が水神様の神輿、大きな神輿が氏子が寄進した神輿らしいが、大きな神輿を動かすのには20人は必要だという。祭の主役にはあまり若い人の姿がない。こんなに素晴らしい時に立ち会わないのはちょっともったいないと思うのだが、これから高齢化していくことを思うと、それを受け継いでいく人材のことをの方を心配してしまうのだった。

 

 

これが水神様のお神輿。金色の鳳凰。

 

御神輿師

宮本重義作

(東京浅草)

神輿組紐

八雲睦会

このお神輿は岩渕町が一番よく似合う

 

午後、ララガーデンまでお神輿が来ていた。岩渕の倍以上の見物人と担ぎ手がいたように思えたが、わたしはこの岩渕町にいるときのちょっとのんびりしたお神輿が好きだった。それはきちんと「まち」を背景とした神輿だったからだ。この神輿は、やっぱり「岩渕町」による「岩渕町」のための祭でこそ意味があるのではないかと思うが、でも、そんなこと言ったら、苦情がきてしまうのかな。だけど、自分の「まち」への愛着と感謝が「まち」の祭に魂を吹き込むのだと思う。

 

 

八雲神社の足跡〜石碑の数々

他にもいろいろな石碑が

あります。

神社の外にも・・・

探してみてね。

目印は

「見ざる言わざる聞かざる」

 

 

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Kimiko Takizawa